アザラシの第一歩
朝食をとるのもそこそこにして、
慌ただしく家を出てから電車に揺られ、あるいは朝の交通渋滞に巻き込まれながら、
週に5日きっかり、会社という集団の輪に通うのにわたしは向いていない方だと思う。
毎日毎日、同じ時間に同じ場所に向かうというだけで気が重い。
人間関係はまあまあ良好、働くこと自体が嫌いな訳じゃないけれど、わたしに限らずそんな人はたくさんいるんじゃないだろうか。
学生時代から「普通」よりちょっとだけズレていて、結果でいえば0か100か。
ノートの1ページ目がきれいな字で書けなければ、その日の授業はやる気が出ない。
今ではよく聞くADHDやらHSPやら、
思い当たる節はいくつかあるけれども、誰かの助けを待つだけではきっと何も変わらない。
いつまでもネガティブに特性を活かせない環境にいたって、プラスには転ばない。
ブログという選択肢
学生時代、今みたいにSNSが盛んでないころ。
携帯サイトや掲示板を作るのが流行った時期があった。
文字が流れたり、色を変えたり…
簡単なタグなんかを勉強してみたりして、自分のHPを作ったことがある。
毎日、HPの訪問者数が増えて、コメントをもらえるのが嬉しかった。
それから何年かして、LINEやTwitter・Instagramなんかが流行り出した。
気軽に他者と繋がれる一方で距離の取り方が難しくなり、
もともとひとりの時間がないとすぐに疲れてしまうわたしは、自然とネット環境とは距離を置いてきた。
(記事を読むのは好きだけれど、自分が発信する側になるのは勘弁…)
けれど無職になって改めて考える。会社勤めだけが仕事の方法ではない。
最近では働き方も多様化していて、在宅勤務が増えたりSNSで生計を立てたりする人もいる。
今のわたしにできること。
ブログという形で、発信してみよう。
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